一之瀬葉月

七人の侍の一之瀬葉月のレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
3.5
初白黒映画!!初黒澤明!!
という事で見ていられるか心配だったけど面白かった。
でも3時間30分くらいってのは長かった。
最初セリフ聞いた時はこれから聞き取れるのかどうかめっちゃ心配になったけど、徐々に耳が慣れたのか大丈夫だった!

ストーリーは特に小難しいテーマが何かあるような感じはなく分かりやすく、その時代の表現が細かくされていたなと思った。
侍が集まってから戦いになるまで本当にどこもカットせず全てが描かれているよだったし!

7人の侍さん達がとても人間的に器も大きいし人情もあるしと人間的にかっこよくて尊敬した!あの人達からみたら私達なんて小童なのだろう(笑)

エンドロールがなくて、オープニングにスタッフロールが流れるのも珍しくて新鮮だった。

この映画での監督のやろうとした事の半分も汲み取れてはないだろうけど、黒澤明という巨匠が作ってすごい映画というのだけはしっかりと感じた。