AkioSogo

七人の侍のAkioSogoのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.9
映画館で鑑賞。午前十時の映画祭。

上映時間207分、途中休憩付という時間だったけど
意外に最後まで見てしまいましたね。
セリフは少なめでその分表情や仕草で見せていこうという感じ。
デジタルリマスターの恩恵でかなり見易いですね。
セリフが聞きとりにくいというレビューが少なからず見られますが
ぼくにはそこまで聞きとりにくいとは感じられませんでした。

40騎の野武士たちと戦をする侍たちを集める前半、
侍たちが村に着いてから刈り取りをするまでの中盤、
いよいよ野武士たちとの戦に望む後半と、
それぞれ違った空気が流れていました。
菊千代が主演かと思うほどキャラ立ちしてましたがほかの侍も
百姓も負けていなかったですね。
野武士がキャラ立ちしていないのは全体として恐怖の集団
だからでしょう。

百姓のしたたかさが印象にのこってしょうがない。
世界の映画人たちに影響を残すのがよくわかりました。
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