「ジャパン不在のベストキッド?ないでしょー。」だったのに観始めたらガーーっと体温が上がってしまいました。ほんと我ながらチョロいぜ(そもそものジャパンもなんちゃってだし、いいか)。
パート1は大ヒットしただけに止まらず、世界に空手ブームを巻き起こしました。だからこそ続編となるNetflixオリジナルのドラマ『コブラ会』('18〜)の人気につながっているのでしょうね。ドラマはシーズン5まで続いていて、6も公開されるみたいです。
とりわけ物語の“入り口”が大好物↓
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いじめられっ子が出会ったパッとしない感じの近所に住む格闘家。なんとか稽古の約束を取り付けるけど、単調な動作を日々繰り返すだけ。ところが、体に染みついた動作に実は意味があった…。自動で技が発動して本人びっくり。
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これが見れたのはパート1だけ。パート2、3は「ダニエルさん新たな秘技を身につける」の巻だったし、ヒラリー・スワンク主演のパート4は「それではない」って感じでした。
そして本作。久しぶりにこのパート1の“入り口”が観れて嬉しかったです。しかもリメイクというよりリブート。なにしろMr. ミヤギ枠にジャッキー・チェンがキャスティングされて、彼らしいあの流れるようなカンフーをみせてくれる。ユーモアをたまに差し込むノンストップ組手(くみて)がまさにジャッキー式。この“カラテキッド×ジャッキー”にはとても贅沢な気分にさせてくれるし、体温は少なくとも2度上がったと思います。
ただダニエルさん枠の年齢がもう少しお兄さんだったらもっと気持ち入ったかな。主役が幼いと感情移入しにくいのです。