クリント・イーストウッドといえば、かつてはハリー刑事。そのハリーが映画を撮る?そんなふうに思っていた時代もありました。
死亡予想リストに載せられ、賭けの対象として命を狙われるハリー。設定だけ聞くとい>>続きを読む
久しぶりに観ました。相変わらず面白いな。
いまや名優として語られるトム・ハンクスですが、本作の頃はコメディ俳優の印象がまだ強かった頃の一本です」。
13歳の少年ジョッシュが、ある朝突然、大人の体(ト>>続きを読む
“介護”“控訴の取下げ”“死刑囚との面会”といった社会の仕組みが、さりげなく物語の背景として滲んでいて、短い上映時間(30分弱)の中にも、しっかりと奥行きのある世界観を感じることができました。
施設>>続きを読む
大ヒットした『猿の惑星』('68)をはじめとする「オリジナル5部作」を観終わった流れで、ティム・バートン監督によるリブート版を約25年ぶりに再鑑賞しました。
“人間と猿の立場が逆転した世界”を突きつ>>続きを読む
映画の1シーンに一瞬だけ「ポップコーンを食べろ」という文字を挿入すると売上が伸びた。……そんな都市伝説めいた小ネタが、かつて話題になったことがありました。いわゆるサブリミナル広告というもので、最近あま>>続きを読む
カイル・マクラクランを初めてみたのは『デューン/砂の惑星』('84)。役柄に相応しく高貴なイメージがプンプン。どこか浮世離れした役が似合う俳優として印象に残っています。
今回の不思議ちゃんキャラも違>>続きを読む
アナ・デ・アルマスが出演しているので何気なく観始めたのですが、ロザムンド・パイクやクライヴ・オーウェンまで顔を揃えていて、思わず得した気分。主演はジョエル・キナマン。『ロボコップ』(’14)で渋い存在>>続きを読む
熱海で旅館に泊まり、花火大会を観て、野外ライブを楽しんで……。
正直、最初は「ユーチューバーの旅行動画かな?」と思いながら観ていましたが、気づけば尺は20分を切るショートムービーでした。
タイムルー>>続きを読む
この“if”の物語は、超高齢社会に入った日本では、もはや絵空事とも言い切れない設定に思えてきます。なんとも言えない寂しさが掻き立てられますが、人間の温かい心にも触れられて、ふと心が和らぐ瞬間もありまし>>続きを読む
しつこい追っ手から逃れるため、潜伏と逃避行を繰り返す親子の姿にハラハラドキドキさせられ、最後まで釘付けになって観てしまいました。追跡劇としての緊張感が途切れず、純粋に面白かったです。
なかでも強烈だ>>続きを読む
Appleの「バーティカル・シネマ(たて型シネマ)」企画で作られたショートムービー。TikTokやインスタリール、YouTubeショートなど、今の映像文化はもう圧倒的に「たて」が標準ですもんね。
こ>>続きを読む
北野武監督による任侠シリーズの締めくくりにあたる作品です。これまでのシリーズと同様、裏切りに次ぐ裏切りが連鎖する血生臭いヤクザ抗争が描かれており、「全員悪人」というキャッチコピーの通り、善人は一人も登>>続きを読む
これも007なんですね。
「どんな企画立てたらこんなのになっちゃうの?」と思うぐらいキワモノ感がプンプンで、わちゃわちゃしすぎていて、正直コメディにしてはほとんど笑うことはなかったです。こういった黒>>続きを読む
真面目に生きる道を選んだ元極道
若さゆえの選択で背負った入れ墨は、
いまも彼の背中に重く残る
築き上げた平和が、
ひとつの出来事で音を立てて揺らぎ出す
海とともに生きる男の、
静かで激しい魂を見>>続きを読む
レックスという、ぺたんこで紫色の犬を主人公にした、アードマン・アニメーションズ製作のシュールなクレイアニメです。アードマンは『ウォレスとグルミット』(’89〜)や『ひつじのショーン』(’15〜)のスタ>>続きを読む
今回の寅さんのお相手はいしだあゆみ。
明るく寅さんを振り回すタイプではなく、自分の感情を大きく表に出さないお嬢。
だからこそ、寅さんの無遠慮な振る舞いや軽口も、いつもより控えめに、慎重に作用している>>続きを読む
アイスホッケーのジャイアントキリングものです。下馬評を覆して強者から勝ちを奪う物語は好きで、ついつい手が伸びてしまいがちです。
本作は、冬季オリンピックのアイスホッケーで実際に起きた奇跡のような勝利>>続きを読む
まるで漆黒の闇の奥底に潜む禍々しい“もの”に、ググーッと引き寄せられる……。ロバート・エガース監督作品を鑑賞するのは、『ライトハウス』(’19)に続いて2作目です。
美しさと深みのある陰鬱さが同居し>>続きを読む
パート1に引き続き面白いなー。ポール・キング作品に今のところハズレなしです。
仕掛け絵本や箱庭のようなロンドンの街並みに、細やかな装飾が行き届いたドールハウスみたいな室内。そんな可愛らしい舞台で、パ>>続きを読む
いまからちょうど100年前の映画(1926年公開)。
三大喜劇王の1人、バスター・キートンが恋人を救うため、息もつかせぬ機関車チェイスで追いつ追われつが繰り広げられるコメディ活劇です。
とにかく笑い>>続きを読む
正直に言うと、いままで何度か集中が切れては途中で断念してきました。
今回は本作が触れる歴史をあらかじめ自分の中で整理し、ネットの考察記事などにも目を通したうえでの再チャレンジです。そこまでして観ようと>>続きを読む
大人の哀愁が滲む、何回も観たくなるラブストーリー。不器用で貧しくて地味な男と女の静かな出会いに、フワッと気持ちを豊かにしてくれます。
物語に頼らず、感性に語りかけてくる感じの映画でした。
会話は少>>続きを読む
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』('17)のライアン・ジョンソン監督は、殺人ミステリーがお好き。刑事コロンボみたいに倒叙ミステリーで魅せてくれるドラマ『ポーカー・フェイス』('23〜)しかり、アガ>>続きを読む
勧められるがまま観たら面白かったです。なんといっても主役のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンがいいですね。中華系美人の端正さに、すらっとした高身長。感情を足さなくても、佇まいそのものが絵になりま>>続きを読む
いい意味で予想を裏切られ、思わず2回観てしまいました。
子どもは言葉にできなくても“気づいている”。その「気づいてしまったこと」と「言えないこと」のあいだに生まれる静かなもやもやが、少女フキの胸の奥>>続きを読む
1972年に上野動物園に中国からランランとカンカンがやってきて、日本中がパンダ人気で湧きました。そんなパンダブームの最中に作られたのが、『パンダコパンダ』シリーズ('72〜'73)の2作目。
ランラ>>続きを読む
保安検査場の検査員が、クリスマスシーズンの人でごった返す空港で縦横無尽に走り回り“ダイハード”しちゃうアクションムービー。
ジャウム・コレット=セラ監督は気軽に観れる良質なアクション映画を作り続けて>>続きを読む
お蔵入りになっていたジャッキー・チェンのデビュー作(’73)の素材を流用し、別作品のシーンを挿入したり、代役まで使って“なんとか完成させた”のだそうです。
ほわわわ〜ん♪といったコミカルな効果音をず>>続きを読む
ニューヨークに暮らすイタリア系アメリカ人たちが、イタリア料理店をオープンするために奮闘する、ハートフルなコメディ作品。
舞台となるのは、スタテン島に実在するレストラン。そこでは普通のおばあちゃん(イ>>続きを読む
“ロシャオヘイせんき”と読むのですね。
黒猫の妖精シャオヘイが魅力的で、ゆるい可愛さとスタイリッシュなアクションのバランスがよかったです。
メキシコ旅行を楽しむ平凡な4人家族…かと思いきや、その正体は麻薬の運び屋として急ごしらえされた“なんちゃって家族”。麻薬売人の父、ストリッパーの母、ホームレスの長女、そして童顔の長男。そんな凸凹メンバ>>続きを読む
廃部スレスレの大学相撲部の奮闘を描いた『シコふんじゃった。』('92)は、私の大好きな一本。同じ周防正行監督の本作『ファンシイダンス』('89)は未見のままでしたが、今回ようやく観ることができました。>>続きを読む
『牯嶺街少年殺人事件』('91)に並ぶぐらいの傑作で、監督エドワード・ヤンは世界を代表する表現者なんだなー、と確信させてくれる作品。パンフレット買いたかったけど売り切れていた……🥲
オープニングの家>>続きを読む
チャン・イーモウ監督の『あの子を探して』(’99)の撮影風景を追ったドキュメンタリー。好きな監督の、好きな作品の裏側が見られるとあって、満足でした。
『あの子を探して』は子どもたちが中心となって進ん>>続きを読む
主演のレイチェル・ゼグラーは歌も上手いし、『ウエスト・サイド・ストーリー』(’21)では本当に可愛らしく魅力的なマリアでした。そんなわけで、彼女の活躍が気になって本作を観ることに。
ビジュアルはファ>>続きを読む
軽やかな音楽と、フランスのリゾート地リヴィエラへと誘う華やかなカメラワーク。そこからの突然のご婦人の絶叫!冒頭からテンポよく観客を掴む演出は、さすがヒッチコックですね。
今回が初めての鑑賞でしたが、>>続きを読む