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青空娘のacottのレビュー・感想・評価

青空娘(1957年製作の映画)
3.9
なかなかにしんどい環境にも関わらず、明るく健気に生きるヒロインを愛でるという朝ドラ感覚の映画。
若尾文子に快活な役ってのも違和感あったし、憧れの先生はキザったらしいし、「青空さーん」なんて叫ぶのも小っ恥ずかしいんだけど、何だかんだ面白かった!
親代わりだった祖母から、お前はお妾さんの子だった、本当の父親は別の家族と東京に住んでいる、と打ち明けられ父を頼って東京へ。当然ながら家族からは嫌がらせをされるも、ミヤコ蝶々演じる関西弁のお手伝いさん(めっちゃいい!)が強い味方に。
とにかく父親の煮え切らなさがひどいけど、『最高殊勲夫人』に続いて見たポップな方の増村保造映画良かった!
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