若尾文子演じる、会社経営者の私生児として生まれ、田舎で育った娘。
父を頼って上京した彼女が、やがて自分の母親の行方を探すことになる話。
どこへ行っても明朗快活で、自分の境遇にめげずに生きる彼女の姿…
若尾文子映画祭にて
監督:増村保造
主演:若尾文子
両名どちらも初めてだったが、まず映画として面白くストーリーも相まって人生ベスト級に好きな作品となった
早送りかと思うほどの喋りと長尺のセリフ…
表面的なルックは切り取りの上手なザ日本映画って感じなんだけど、早口で形式的な会話のスピード感が独特だった。なるほど、ヨーロッパでいろいろ勉強した方なんだなと。リズムの良い作劇と会話が日本的な情緒。
…
青空のようにすかっとする映画!
正に、若尾文子は青空娘!
お父さんが、1番の罪な人。
何を甘えてるのか。だらしがない。
ずっとモヤモヤしてたけど、青空娘。ありがとうございます。
何より、この映画…
フレーム内に人が入ったり出たりする躍動的な映像と、やっぱり余韻少なめでバチンバチン繋ぐカット。映像としての面白さは監督2作目のこちらからもうすでにだいぶ仕上がってるんだなぁと知る。
より強烈な構図…
増村保造と若尾文子の初タッグ作品。
有子の真っ直ぐなキャラクター、若尾文子のしなやかな躍動感、俳優の動きとカメラワーク。画面の瑞々しさが90分間ずっと持続している。
高速テンポで交わされる大量の…