チャチャChad

早春のチャチャChadのレビュー・感想・評価

早春(1956年製作の映画)
4.2
観れるものなら全作観たい小津安二郎監督映画。年月かけてようやく今作が19作目。
観ようと思っていた作品は全て鑑賞できた。サイレントとかず〜っと昔の作品となるともう少しあるけれど。

小津作品の中でも長い(二番目?)というのもあって後回しにしていた観はあるけど、もっと早く観ておかなかったことを後悔した。
とてもとても良い作品だった。
倦怠期の夫婦が不倫を経てまた仲が戻るという一見たいしたことないストーリーなのに、クスッとさせるしホロっとさせるしなんていい作品だったんだろう。
会話がいちいち面白いしテンポもよいし実に小気味いい。軽快な会話の中にときどき名言があってハッとさせられるし。
こんな小気味よい作品久々に出会ったよ。
なんだかんだできんぎょみたいな存在の人好きだけどなぁ。

SA級(ランク詳細はプロフィールに)

次はむかし鑑賞済でレビューできてない作品を順に再鑑賞していきます。
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