ミャクロッタ

ワーキング・ガールのミャクロッタのレビュー・感想・評価

ワーキング・ガール(1988年製作の映画)
4.2
いきなりのカーリー・サイモンの「レット・ザ・リバーラン」が響く冒頭。地下鉄でもタクシーでもなくフェリー通勤のニューヨークというあまりお目にかからない光景からスタート。タイトルずばりな“お仕事映画”『ワーキング・ガール』です。まだまだ女性の権利が弱かったのか、お茶汲み係りか、秘書扱いかのメラニー・グリフィスやジョーン・キューザックのファッションスタイルに度肝をぬかれますが、“出来る女”シガーニー・ウィーバーの登場で、容姿から生まれ変わるメラニーも見どころ。このへんは『プラダを着た悪魔』なんかを感じますね。そこから事態は急変し“お仕事映画”へと進みます。真面目な『摩天楼はバラ色に』とでも言いましょうか、ハリソン・フォードも絡んできてここからの展開はとても面白いです。ラストも清々しく観終えれる大好物な都会派映画です。ケビン・スペイシーのクレジットにおっ!ってなったけどただのエロおやじの役柄でしたwってあれ?デヴィッド・ドゥカヴニー?何処に居た??昔から印象に残ってた字幕、“骨だけのギスギス女!”が今回“骨ギス女”になってたんだけど、前者はなっちの字幕だったのかな?お、違うじゃん!ってモヤモヤしてしまいました。
2018.12.20.
BS放送 BSプレミアム