このレビューはネタバレを含みます
ドラマで伊藤淳史&伊東美咲をみていたので、映画はいいか!と思っていたけど、映画も見るべきだなぁ。
映画の方がエンタメ性より、ラブストーリー性を重視している感じ。
掲示板の世界を駅のホームに見たてていることで、いろんなことが伝わってくる。
みんな友達だけど、直接交わることはない。
瑛太の台詞が印象的。
「これまで色んなものを見せてきてくれたじゃねぇか!」
瑛太たちにとって、ネットが自分の見ている全ての世界だったということが分かる。
それが電車男の成長によってみんな、どんどんホームから去っていき、外の世界へ行くのだ。
ネットの住人で、佐々木蔵之介と木村多江だけにつながりがあったことが良かった。あれが皆つながりがあったら訳わからなくなるはず…
最後のシーンは、なんか似たシーンを最近見たと思ったら月9のデートのラストシーンでした。
ああいう何気ないシーンが伏線だと嬉しい。
そして、全部ネットに頼っていたようにも見えた電車男が実は本当に大事なところは自力で進んでいたところも好き。告白する前と後で顔つきが全然違うのも面白かった。
観て良かった!