MinaMi

詩人の血のMinaMiのレビュー・感想・評価

詩人の血(1930年製作の映画)
2.3
ジャン・コクトー初監督作品らしく様々な映画的トリックを実験している様子が微笑ましい。
手のひらで喋る口、空飛ぶ子供、足跡を残さず去る女神。撮影編集技術の稚拙さはあるものの、詩を表現しようとするコクトーの世界観が表れていて美しい。
雪合戦ではダルジュロスが出てきてニヤリとした。映画『恐るべき子供たち』よりも原作のイメージに近いかも。
ジャン・コクトーが描く不条理と幻想の館。

・脚本 5/10
・演技 3/10
・演出 6/10
・音楽 4/10
総合点 18/40
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