ゆんぶりっく

ガバリンのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

ガバリン(1986年製作の映画)
3.2
ずっと見たかった本作。U-NEXTに来てた!
息子が行方不明になり、戦争でも心に傷を負った主人公。
自殺した叔母から相続した家で戦争体験談を執筆していると次々と恐ろしい現象が起こっていく…!という話。
ですが、起こっている事は結構コメディ寄りです。

壁に飾ったカジキマグロ(?)のオブジェがビタンビタンと暴れ回っているのをショットガンで破壊したり、雌型の化物をノリノリで庭に埋めたりと作品のテンションは高め。

とは言え主人公はみるみるイカれていっているように見えるので「こりゃラストのオチはとんでもねぇ事に…」と思っていましたが、割とカウンセリング的というかトラウマ克服的というか、そっち方向だったのは驚き。

ちょいちょい挟まるベトナムでのシーンの唐突さや、全体通して考えると結果よくわかんねぇな感が否めない所とかはあれど、モンスター造形は結構良かったです。
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