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赤ちゃんに乾杯!のmomのレビュー・感想・評価

赤ちゃんに乾杯!(1985年製作の映画)
3.5
昔観た『スリーメン&ベビー』の元になった作品。
そうか、あれはリメイクだったんだ。

赤ちゃんの表情、動き、何もかもが懐かしい。
眠れないし休む暇もないし育てるのは大変だけど、可愛くてたまらない。

マリーがいなくなった後の自由を得た喜びと喪失感はよく分かる。

でも子どもに興味のない人はたくさんいる。
なので大人だけの空間に赤ちゃんを連れてって場がシラケる雰囲気は分かる。
子どもが生まれると子どものいない友達との付き合いは少なくなる。
育ててみないとその苦労や可愛さは分からない。

珍しく“父性”を扱った作品で、好感が持てる。
男性が3人いてもアタフタしてるのに、女性は子どもを生んだらすぐに“母親”になるものだと思われているが大きな間違いだ。
特に未婚(子どものいない)の女性に、女だからと無理やり赤ちゃんを抱っこさせるのはやめよう。

エンドロールで流れるマリーのお話をずっと聞いていたい笑
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