戦争が終わり、香港にて武館を開こうとするイップ師匠。
少しずつ弟子は集まるものの、イギリス支配下で戦後の不景気もあり、うまくいかないこと少なくないようで。
そんな中、イギリスのボクシング興行が行われることになって。。。
ストーリーはやっぱり粗味でした。
その中でもやっぱり中国拳法の師匠同士のぶつかり合いは盛り上がるし、イップ師匠の強さと美しさが際立ちます、
そう、かっこいいもさることながら、美しいのですね。
一つ一つ鍛錬を積んできた型が流れるようなスピードで繰り出される。威嚇の攻撃には避けることもなく動じない。そして、礼儀も欠かさない。
素晴らしきかなイップ師匠。
ただ、前作に比べると、私は前作の方が好きです。
やはりクライマックスの異種格闘技戦。
異種格闘のルール的にもどうかと思う以上に、やはり正々堂々としたスポーツとしての戦いならば体重差ありすぎでしょう。
どんなに悪条件でも、中国武術の誇りをかけて戦うイップ師匠はすごいのひとことなのですが、この一戦に感動するかどうかで評価は変わりそうです。
私なら、あんな大切な奥様がいるのに、命をかけて戦えないわ。
そこが凡人と師匠の違い、ということか。
やっぱりすごいな、イップ師匠
