50過ぎてやっと見ました。
家族のためのロマンス映画としてみたら何故か泣けてしまった
公開当時メリル・ストリープに興味が無く、ロマンス映画というので全く見向きしなかった年頃で、この歳になって見てみることに。
だいたい男役がカメラマンって設定あるあるですね。どこ行ってもカメラマンって職業は一般人からみると謎が多いんだな。そこに惹かれてしまうのは運命なのか、興味なのか？
なのでレビューの大半は不倫映画、って言われてますがなんか自分は違いました。
これは母親と家族のドラマ。
泣きどころは残された子供兄妹の気持ちの変化。母親を理解したことが2人のためにとても良かったことなんだな。自分も親を亡くし遺品整理をしていたら母の若かりし写真がわんさか出てきてその都度作業が止まったり、、、
根底には「不倫」という文字が「純愛」を差し置いて語られるが故に娘に託した想いと息子家族の再生ももう少し大袈裟に、長めに見せてくれても良かったかも。「不倫映画」で片付けてしまうにちょっと勿体無い。
雨の中フロントピラーから送る目線や扉を開けようとする手。信号。バックミラー。いや〜この繋ぎ（編集）だけで評価高いです。
その後の人生でドレスを娘のために残すなんてこれはもう涙が止まらない。
母には逆らえないな。。
