昨今何かと話題の「不倫」
イーストウッドの影響かそんなに汚いと感じなかった。生涯に一度の愛という言葉が印象的。2人が結ばれる前のやり取り、フランチェスカはぐいぐい来るのに対し、ロバートはどこまでも紳士でかっこよかった。関係を持ってからもフランチェスカの家庭を壊そうとはせず、自分が死ぬその時まで大切に彼女を思い続け死んでいった所がなんとも切ない。フランチェスカは子どもたちが彼女の思いを汲んだことで成仏できたのではないだろうか。生涯に一度の大恋愛ならば、たとえ死後であっても2人はそこで結ばれ幸せになったと思う。
車で再会し、青信号でロバートが進まないシーン。私なら全速力で車を降りる。