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桐島、部活やめるってよのAAAのレビュー・感想・評価

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)
4.3
フィルマークスを始めてから観ていなかった。意外だった。めちゃくちゃ最近も観た気がしていた。

「エレファント」みたいにスクールカーストを人物によって時系列を変えながら丁寧に描く事で、学校という小さな社会で起こる問題をあぶり出す、2010年代を代表する名作。

「君よ拭け僕の熱い涙を」が「腑抜けども悲しみの愛を見せろ」の吉田大八によってイジられているのはなんか全部自虐に思えて面白かった。

エンドロールに部活の名前も記入されていて、それが肌の色や人種の様にも思えて、学校は多国籍文化が入り混じるひとつの国であると同時に残虐な場所である事も浮き彫りにしていた。
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