先にアニエスVによるジェーンBを観たので、アニエスVの息子が出ていることや、イギリスのガチ家族が出ていることも知った上で見られたのはすごく面白かった。
カンフーマスターとはビデオゲームの名前で、今と>>続きを読む
ジェーン・バーキンとアニエス・ヴァルダの仲の良さに終始ほっこり。
イマジナリーポートレイトという見たことのないジャンルで、ジェーン・バーキンの魅力を伝えるだけでなく、アニエス自身も表現したい方向へ持>>続きを読む
主人公のとっつきにくさと、愛せなさにより幸福なラザロと比べると少し見劣りする。
イタリアと祝祭、幻想的という点において、フェリーニを彷彿とする場面が数多く登場する。
墓を掘る、死んだ妻、死んだ娘の>>続きを読む
菅田将暉と転売屋で一見日本社会が抱える若者の暗部を黒沢清が炙り出す感じを出しておいて、蓋を開けてみれば純粋な西部劇だった。
壊れた男が壊れた街を歩く。
まさにフィルムノワールの世界。
毛深い女とネズミに礼儀を教えている男、野生で育った男。という異常にぶっ飛んだ設定の中から人間の本質を炙り出そうとする本作。
自然を最も愛する人間が実は1番俗物的というなんとも皮肉な結末。
テーブルマ>>続きを読む
あんまり集中して見れなかった
ごめんなさい
ウィルスミス対ゴキブリみたいなワクワクは全くなかった。
前章でわけわからんものを突きつけられたことへのアンサーがある。
大学生になった彼女たち。
独特な話し方にもすっかり愛着が湧いた。
主演2人の声の力によるところがかなり大きい。
エヴァとかドラえもん>>続きを読む
浅尾いにおのソラニンから続く、「超不謹慎なこと言っていいっすか?」の世界観を存分に発揮した作品。
ニッポンを覆う閉塞感や将来の展望がない若者像とかそんな日常の中に突如として現れる非日常。
だけどそれ>>続きを読む
2025年の1本目。
どんな仕事も誰かのためになっていて、そうやって社会は回っているし、その一部になれていることを誇りに思える作品。
料理監修の小林圭さんはアジア人初のミシュラン三つ星を5年連続で獲っているめっちゃすごい人だった。
フランスでレストランを展開している彼はこの映画の料理監修だけでなく、実体験が色々と脚本に反映されてい>>続きを読む
こんなに有名なのに今まで観たことがなかった。
ティンカーベルが喋らないことも知らなかったし、彼女のヤキモチから全てが始まっていた。
ニコラスケイジがずっと哀れな顔してて面白かった。
中年男性という生き物が周囲に対してどれだけ不安感を抱かせるかという部分に着目しているのも秀逸で、仮に性別が逆だったらこれだけ嫌われるというのもないだ>>続きを読む
「ファルコンレイク」で注目していたサラ・モンプチの美しさに磨きがかかって長編映画に帰ってきた。
題名が難しすぎて売る気ゼロなスタンスおもろい。
面白そうな種だけが蒔かれた。
狂信的なカルトの妄言か、それとも本当の映像なのか。何を信じて良いのかわからない風呂敷だけが広げられる。
海外旅行のホテルでNetflixに繋いだらジブリが見れたので鑑賞。
断片的に知ってはいたけどちゃんと観たことはなかった。
ひたすらにツラいことが起き続ける作品で10年くらいはもう観なくてもいいと思>>続きを読む
同性愛、HIV、DV、など90年代のアメリカで社会問題になり始めた題材をもとに女性たちが励まし合いながらアメリカを横断していくロードムービー。
男は添えものというタイトルそのまんまのシスターフッドな>>続きを読む
2010年代の洋画
エモい恋愛系によく見られる手持ちで追いながら、いい感じの洋楽がかかるタイプの作品。
セレステのキャラクターにそもそも感情移入ができなかった。
結末がが有名すぎてもはや逆に見たことがなかった。
その有名な結末を知っているから最初からそういう目線で見てしまった。
アバンギャルドな展開のはちゃめちゃな映画だが、豪華俳優陣がこの作品の信頼度を高めている。
面白いっぽいなこれ、みたいな感じの雰囲気作りが上手くいってる。
前作から36年ぶりの続編にも関わらず、アナログ感満載の映像がやはりビートルジュース。
情報量の多い演出とスピード感のある喋りでなんか一瞬で終わった。
ウィレム・デフォー今年めっちゃ見るけど、この現>>続きを読む
こんなにも自分が不幸なのは世界が悪い、ぶっ壊してしまえばいい。と暴れた出来事の続きとして描かれているので、常にその出来事に対する贖罪と、これからどうアーサーは生きていくのかというところが描かれた本作。>>続きを読む
浜辺に置かれたピアノの力強さ。
いつも雨が降り、地面は泥だらけでぬかるんで、森は鬱屈としていて、常に暗いイメージのニュージーランド。
エイダにとってピアノは我々にとっての声と同じで、魂を解放するた>>続きを読む
村上春樹の海辺のカフカを思い出した。
ハイキングに行った小学生の集団がいっせいに倒れるというやつ。
全体的には物語があるようでない構成になっていて、少女が成長する過程のゆらぎのようなものが見え隠れす>>続きを読む
カラフルでポップなアニメ的なホラーコメディ。
どんな仕掛けが来るのかとワクワクする。
色褪せない名作。
3期目の大統領就任のために憲法を改正したと冒頭のニュースで言っていて、風貌もどことなくトランプに似ていた大統領。
連邦議会占拠の事件とかを目の当たりにしたアメリカ人の方がこの映画をリアリティを持って>>続きを読む
挫折からのヘンテコな立ち直りというのがなんとなく共通する3章。
1章は支配、被支配の関係性の中で、突然そこから解放されてしまったら、自立してものを考えることが出来ない人間を皮肉っていた様に思う。
バ>>続きを読む
劇場で観て以来久々に観た。
言葉の重みにフォーカスした作品。
ジョージ6世がスピーチをする際にかかった音楽がドイツ出身のベートーヴェンで、まさにオーストラリアから来た無免許の医師との海を超えた友情>>続きを読む
70年代のユニバーサルのロゴから始まる本作は時代にも家族にも置いていかれたあまり物たちの作品。
皮肉屋で嫌われ者の教師と親から見放された生徒、子を亡くした食堂のおばちゃんの3人が次第に心を通わせ合い>>続きを読む
最初から主人公が抱える葛藤やその選択について見え透いている状態から物語が始まるので、意外な部分が特になく終わった。
途中、権力から逃れて森で暮らす一派と行動を共にしだしてから「ロブスター」みたいな展>>続きを読む
建物や地面が崩壊する映像は気持ちよくてセクシー。
映画だから良いけど本当に起こらないことを願うばかり。
内容はめちゃくちゃシンプルでレスキューのお父さんが家族だけを助ける話。
宇宙船の機械的で奇妙な世界観とか血が酸になっているとか、口の中に顎があるとか、斬新な設定で魅了された。
肝心なところで音楽をかけない演出がより怖さを引き立てていた。
ジョーズと同じ方式でエイリアン>>続きを読む
令和の若者を悲観的でアイロニックな視点で見つめて、オシャレなカットがたくさん出てきて、次はどんな河合優実が見れるんだろうとワクワクする。
しかし、終わってみれば、ところでこれは一体何を観ていたんだろ>>続きを読む
タシこそが映画の主人公たるカリスマを持ち合わせており、本来ファイヤー&アイスの2人は彼女を見つめる側だった。
しかしタシは不慮の事故で主人公の座を降りることになり、無意識のうちにファイヤー&アイスの>>続きを読む
漂流教室を彷彿とさせる展開。
日本ではあまり聞き馴染みのないシンクホールというものも韓国では結構な問題になっているらしい。
コメディとディザスターがかけ合わさった新感覚の映画。
密輸に引き続き、2>>続きを読む
「1番の宝は富ではなく子供だ」というセリフが終わってみれば1番の悲劇に向けての前振りになっていた。
マイケルのキャラクターが年をとってやたらと喋る爺さんになっていることが気になった。
ヤクザな稼業か>>続きを読む