桐島、部活やめるってよの作品情報・感想・評価

桐島、部活やめるってよ2012年製作の映画)

製作国:

上映時間:103分

ジャンル:

3.5

「桐島、部活やめるってよ」に投稿された感想・評価

終盤の屋上での前田(神木隆之介)と宏樹(東出昌大)のやり取りが素晴らしい演出でした!

宏樹の純粋ななぜの問いに、前田が照れながらもイキイキと答える。そして、それを聞いた宏樹は、自分を恥じらう表情をみせ、その場を去ります。この2人のやり取りが本当に素晴らしい演技でした。また冗談混じりにカメラを向け合いながら、やり取りをする演出もすごく良かった、、、

最後、野球場を眺める宏樹は、桐島へ電話をかけて物語は終わります。

人よりなんでも上手くこなしてしまう宏樹は、野球部の練習をサボり、恋人といる時もどこか上の空。前田とのやり取りの後、野球場を眺める宏樹は、何を想っていたのか、桐島に何を伝えようとしていたのか考えてしまいましたー!

この映画では、カースト下位として描かれている文化部の登場人物が、失恋などの悲しい、悔しい気持ちを自分の情熱を持ってる活動でその気持ちを昇華し、プラスへとしてましたよね!

将来プロになれるわけでもない、賞賛されるわけでもない、はたから見てかっこよくないかもしれないけど、情熱も持てるものがある人は、かっこよく強いなーと思いました!

最後の野球場を眺めている宏樹の姿からは、空っぽだった自分を変えようとしている意思を感じました!
僕は、この映画の主人公は宏樹のように見えましたー!

原作があるみたいで、どう描かれているか分かりませんが、映画では、様々な登場人物の視点で描かれてます。観る人によって感情移入する対象が違うし、いろんな見方ができる映画です!

皆さんは、この映画観てどう思いましたかー!?
久しぶりに観たけどマジで好きなんよなあ
屋上に全員来るシーン大好き
THE 評価が完全に分かれる映画
「ねぇタランティーノで何が好き?」
「人がいっぱい死ぬやつ」
珍海

珍海の感想・評価

3.7
どのカーストの子でもなんか見てて恥ずかしさを感じる部分と、それぞれの良さが見える部分とがあって、なんかそういうのは見ててすごく良かった。ダメな人はダメな人のまま終わったけど笑。

話はなんだかぬめっとしてる気がするけど、それはそれでこの作品は良かったのかな。
は

はの感想・評価

3.7
今の学生さんとか共感できる部分、多そうだし、
スクールカーストち、深刻な問題やと思う。
でも、
私は私、俺は俺、わしはわし、
みたいなやつが、ひとりも出てこないの、
本当??
それめっちゃ大事なのに、それ全然伝えずに終わった。
何かを期待しないで見た方がより多くの感想を得られると思った。

このレビューはネタバレを含みます

これは誰かと感想を語りたくなる映画。


学校という社会の中で、置いていかれないように、そしてできればスクールカーストの上位に位置しようとする高校生をリアルに描いてる。

神木くんと他の生徒が対照的に描かれてるのが面白い。

運動神経、見た目、部活の成績、誰と付き合うか、そういう相対的な比較の優劣で自らの価値を感じ取る生徒と、単純に「好き」っていう思いだけで映画を撮ることに夢中になってる神木くん。


実は誰からの評価も気にせず
「好き」なことに夢中な神木くんが1番自由で充実した学生生活を送っているんじゃないかと思った。


自分の評価軸を外から内に向ければ他人との比較で苦しむこともなくなるんやろな〜
naoya

naoyaの感想・評価

-

深い。。
何回も振り返って見るべきだ...

一見、スクールカーストを明確に示した映画。もちろん高校の時の自分を重ねる、というのもこの映画の楽しみ方だと思う。


不器用とか欠けてるとか、でも一生懸命で"中身"がある。輝いて見えた。
桐島って誰やねん!って作品。一瞬見えた気がするんやけどなぁ。
ゆうか

ゆうかの感想・評価

3.0
今をときめく俳優、女優がたくさん出ており、平均してもそこそこ皆芸達者なので、飽きずに見ることはできましたが、起承転結のストーリーを見る映画ではありませんでした。
終始姿を見せない、万能人間(らしい)桐島くんが、部活をやめ、音信不通になることで、学年中がザワめく様を色々な生徒たちの視点で描いています。
色々な視点を、同じ一日を何度も繰り返すことで、浮き彫りにする手法。

イケてるグループ、運動部グループ、文化部グループ、とそれぞれのグループのカーストなど、高校時代特有の空気感を、ちょっと不穏な感じで描写している作品でした。
神木くん(とその友人)だけが、他人からの評価軸ではなく、自分の「好き」を大切にしている、異色のポジションでした。
ryodan

ryodanの感想・評価

4.3
2015-05-28

全く期待せずに見ましたが、なかなか完成度が高い作品でした。OPからグイグイ。同じ日の時間軸が入れ替わる手法が、映画ならではの演出。もったいぶった物語に少々イライラ。神木君の順番になって、いよいよ事態が動き出す。やっぱ映画の中の映画は、個人的にアマアマの評価になります。そしてツボに入ります。鉄男」が出るとはね(笑)。タランティーノがクラッシックに入る世代なのかな。学園ドラマを、こういう切り口で作るのは斬新でした。生徒同士のセリフが、今を映しているのでしょうか。何だか一言一言が冷たく鋭い印象。ドロップアウトした高校生達を描いた「バウンス ko GALS」の時代とは大分違いました。焦点は、しっかり学校にも出てくるソコソコ真面目な生徒達。部活にもちゃんと燃えていて。でもどこか殺伐としている。その辺の空気感が、終盤のゲリラ撮影に良く出てます。そういう所をゾンビに投影していたのかもね。
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