SEIYA

桐島、部活やめるってよのSEIYAのレビュー・感想・評価

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)
4.2
ある日バレー部のエース桐島が部活をやめた.....

映画を観溜めしてしまいついレビューに間が空いてしまって、
2日に一回くらいのペースで書いたいですね😊

へんなタイトルなのに評価が高く
とても気になっていたこの作品
2012年と5年前の映画で観てみたら今をときめく俳優が多数出演!
ここに菅田くんと小松菜奈ちゃんがいたらもっと面白い芝居になったでしょうね^_^

この作品の大きな1つのネタバレとしてまぁーこれは大丈夫でしょう タイトルにもある桐島という男はみんなの会話の中には登場するもののはっきりとした姿は一度も登場しません。まぁーだから面白いんですが。桐島という男は部活でもクラスでも恋愛でもトップの位置にいる男でそんな桐島が部活をやめたことによる周囲の生徒の物語を描いています。

今ぼくがリアルタイムで高校生なので作品で描かれる生徒同士の距離感、会話とてもリアルと感じました。ふつーに高校生活であるような風景に違和感はありません。
登場人物が多いにも関わらずそのほとんどの人物を深くまで描くのでみ終わった後に、自分が学生の時どの人物だったか比べてしまうとおもいます。
どうして多い登場人物達を深くまで描けるかというと、桐島が部活をやめた金曜日の出来事を最初は女子グループの生徒達で描き、その後もう一度時間を遡りその時この人は、また遡りその時この人はと時系列を繰り返し描くためです。そこがこの作品のおもしろいとこでもあるんですが。

東出さんが演じるひろきはなんでもでき、頭も、運動も、恋愛も
この映画の中で1番成長するのはこのひろきというキャラで、なんにも手に入れ適当に生きていたひろきがラスト神木くん演じる映画部の前田の姿を見てどうなるのかというのがオチなんですがねぇ
この映画を見た方のとらえかたは人さまざまだと思います。その人がどう生きてきたかによって違うのです。

こんな映画を作った吉田監督ほんと素晴らしいです。映画の新しい作り方だと思います!
ほんとオススメです!

最後にこの映画を観た方この物語の主人公は誰だと思いましたか?
コメントよろしくお願いします!

ちなみにぼくはひろきできた。
SEIYA

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