ポコ太郎

ピエロの赤い鼻のポコ太郎のレビュー・感想・評価

ピエロの赤い鼻(2003年製作の映画)
3.7
2021-218

主人公のプゼがピエロになった理由を回想形式で辿っていく物語。
第二次世界大戦下の話という事でライフ イズ ビューティフルのような作品かと思っていたが、危機的状態ではあるものの重苦しさは感じなかったので思ったより見やすかった。

冒頭ではただ趣味でピエロをやってるようにしか見えなかったのに経緯を知った後では全く見え方が変わっていた。
過去の過ちを悔いて忘れるのではなく、過ちと共に前に進んでいる主人公は素敵だと思った。
泣ける映画ではないが見終わった後暖かい気持ちになる良作だった。