ポコ太郎さんの映画レビュー・感想・評価

ポコ太郎

ポコ太郎

ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.7

2025-17

何も考えずに見れる娯楽作品。

終始ハイテンションなノンストップアクション。かなりハードルをあげて鑑賞したのに、その期待をまったく裏切らない無双っぷりに笑ってしまった。いろいろ無茶苦
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.6

2025-16

絵柄に癖がなく、かなり見やすいというのが第一印象。物語としてはややファンタジーが強めだが、思っていたよりもリアル寄りの老若男女楽しめるしっかりした作りで面白かった。

色々予想しなが
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

3.5

2025-15

プーさんの著作権切れにより爆誕したホラー作品。プーさんファンは絶対見てはいけないが、個人的には結構楽しめた。各所での評価によりハードルがかなり下がっていたのが、結果的に良かったのかも
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.6

2025-14

子供の頃何度も鑑賞した作品。子供に分かりやすい内容と素敵な音楽で大好きだった!戦前の1939年に作られたとは思えないくらい完成度が高く、ウィキッド前の予習くらいのつもりで鑑賞し始めた
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.5

2025-13

色々な意味で伝説的な作品が、これだけ綺麗な画質で見れるとは思ってなかったので素直に嬉しい。物語としては胸糞なのかスカッと系の作品なのかは見る人によって違う。個人的にはスカッとした。
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田園に死す(1974年製作の映画)

3.5

2025-12

寺山修司監督の同名の歌集が原作の前衛的な作風の作品。
演出が奇抜な反面、物語としては親と子の関係や過去の自分に向き合うものといった、普遍的で堅実なテーマで驚いた。珍妙な映像にもメッセ
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釜石ラーメン物語(2022年製作の映画)

3.3

2025-11

岩手県釜石市を舞台にしたご当地映画。
以前岩手県に住んでいたこともあり、気になっていた作品。ロケーションが最高で自然が豊か。ラーメンも美味しそう。

ただ、伊丹十三監督の「タンポポ」
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ラスト・ホリデイ(2006年製作の映画)

3.8

2024-10

少し懐かしい作風のコメディドラマ。
登場人物のほとんどが主人公に好意的。憎まれ役も小物感が全開で愛らしいのでストレスフリー。すごく見やすくて面白かった。

物語自体はシンプルで最初か
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.8

2025-9

懐かしいタイプのアクション映画。多少サスペンス要素もあるが、ほぼ脳筋アクションの連続。驚きは少ないものの、何も考えずに楽しめる素晴らしいエンタメ作品。

見せ場の大立ち回りでは、主人公
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.5

2025-8

安定、安心のコナン君劇場作品。
あまり原作を追っていないので、青山先生の「YAIBA」に登場していた人物があたり前のように驚いた。

内容的にはお約束をしっかり踏襲したものとなっており
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.7

2025-7

和製の「十二人の怒れる男」。
やっていることは同じでも、日本人の国民性に置き換えたことで、まったく違う魅力があって面白かった。似て非なるものなので、本家を見たからと鑑賞しないのは勿体な
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

2025-6

ワンシチュエーションムービーのレジェンド作品。名前は知っていたが、機会を逃し続けて、ようやくの鑑賞。今まで見ていなかったのを後悔するくらい面白かった。

会話のテンポが良く、サクサク物
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.7

2025-5

オチを予想しながら身構えて鑑賞したにも関わらず見事に騙されてしまい、正直かなり悔しい!驚きというよりかは、そう来たか…となった。今までどんでん返し系を見てきた人の方が結末を予想できない
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

2025-04

今まで163分の長尺に尻込んでしまい、鑑賞を先送りにしていたが、見始めたら夢中になって時間の長さなどまったく気にならなかった。それどころかもっと見ていたいとすら思ったほどだ。

内容
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.6

2025-3

内戦下のアメリカを舞台に、ジャーナリスト視点で描かれるロードムービー。大統領にインタビューするために、ニューヨークからホワイトハウスのあるワシントンD.C.まで行くこと意外はほぼストー
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キサラギ(2007年製作の映画)

3.8

2025-2

自殺したアイドルの一周忌に集まったファン5名が繰り広げる、ワンシチュエーション型の会話劇。自殺の真相を推理する中で、新しい事実がテンポ良く判明していく。点と点だったエピソードが線として
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.7

2025-1

期待していた通りのド派手なアクションで大満足。前作の登場人物であるフュリオサが主人公のスピンオフ作品。ナンバリングじゃないので少し不安だったが、前作に劣らない面白さだった。

直感的で
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.9

2024-107

奇抜な世界観、会話なんか不要と思えるほど分かりやすいストーリー、ド派手な演出、その全てが絶妙なバランスで融合した最高のエンタメ作品。お金をかけて全力でふざけているので、意味の分から
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.6

2024-106

ニコラス・ケイジが暴れるだけの映画なのに目が離せないくらい面白かった。面白かった…のかな?素直に評価したくなくなる反則的な内容。

どこか80年代後半くらいのB級ホラーの雰囲気を出
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.7

2024-105

「マチェーテ」「ホーボー・ウィズ・ショットガン」に続き「グラインドハウス」で使われたフェイク予告の作品化。16年の時間が経っているためフェイク予告との違いは多少あるものの、かなり寄
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

2024-104

白石監督らしいキレのあるショッキングなシーン・先の読めない展開など魅力的な部分は数多くあったが、とにかく阿部サダヲの演技が印象的だった。阿部さんは「陽」としての役者のイメージが強く
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.6

2024-103

よくある父と子の関係修復系ヒューマンドラマかと思いきや、予想の斜め上をいく展開に目が離せなかった。会話ベースで進行するシンプルな作りだが映画として魅せる力が強く、しっかり感情移入し
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オーメン(1976年製作の映画)

3.6

2024-102

カルト的な人気がある作品。1作目公開してから半世紀近くたつのに、いまだリメイクや前日譚など関連作品が出続けている。

地味な展開ながらも、気味の悪さがしっかり演出されており、個人的
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テリファー 聖夜の悪夢(2024年製作の映画)

3.7

2024-101

今作も素晴らしいくらいの悪趣味な作品に仕上がっていて安心した。前作では後半の失速が気になったが、今回は最後までアート・ザ・クラウンが頑張っていて見応えあった。賛否はあるだろうが弱か
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

2024-100

今までなんとなく見る気になれなかった作品。勝手に恋愛に振り切った甘々なミュージカル映画と思っていたけど、しっかり大人の恋愛映画で面白かった。

この作品の最も有名であるだろう高速道
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霊幻道士2/キョンシーの息子たち!(1986年製作の映画)

3.6

2024-99

前作同様、子供の頃に繰り返し見た、思い入れの強い作品なので評価は甘め。

鑑賞したことのあるキョンシー作品のほとんどが19世紀頃を舞台にしており、現代設定はかなり珍しい。さらに、当時
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

3.7

2024-98

原作ファンとしては「10年後」という設定の時点で複雑な思いがあったけど、青春映画として十分楽しめた。自然が美しく、ストレスに感じる要素が皆無。ドラマ版に引き続きニヤニヤしながら見てい
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.6

2024-97

本作の最大の見どころは、なんといっても人体破壊描写。過去作同様ストーリー性は弱いが、それを補って余るほどのグロ・ゴアに特化した作品。予算アップがハッキリ分かるくらい汚い描写がパワーア
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.9

2024-96

物理業界にいた事もあって、ずっと気になっていた作品。期待していた通り、文句なしの大満足。めちゃくちゃ面白くて128分が一瞬に感じるくらい集中できた。

素晴らしかった点をあげればいく
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変な家(2024年製作の映画)

3.5

2024-95

1年ほど前に原作は読んでおり、雨穴さんのYouTube版も視聴済み。酷評されていたのでハードルを下げて鑑賞したが、思っていたほど悪くないと感じた。確かに映画化に当たって小説版の内容を
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テリファー0(2013年製作の映画)

3.6

2024-94

身元不明のVHSに収録されている内容を、主人公のベビーシッターと共に見ていく劇中劇。3つの短編が収録されており、その中の一つが映画「テリファー」の殺人鬼であるアート・ザ・クラウンがメ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

2024-93

一度見ているはずだが、ほとんど記憶に残っていなかった。改めて鑑賞してその理由に納得。自分には全く刺さらない内容で、自分の中で無かったことにしていたようだ。

単にオモチャ同士のわちゃ
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霊幻道士(1985年製作の映画)

3.8

2024-92

小学生の低学年だった頃にキョンシーが流行り、文字通りビデオテープが切れるまで何度も見た。大人になってからも数年に一度は見たくなり、自分のなかでは面白いを超越した作品といえる。

キョ
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⾼野⾖腐店の春(2023年製作の映画)

3.7

2024-91

豆腐店で働く親子の恋模様を軸にして話は進んでいくが恋愛映画ではなく、周囲の人々の温かい交流が見どころのヒューマンドラマ。特に藤竜也演じる父親の友人たちが、二人の力になろうと奮闘する様
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幽幻道士(キョンシーズ)2(1987年製作の映画)

3.3

2024-90

ストーリー的に色々詰め込みすぎていて、無駄なシーンが多い。その割に後半の一番盛り上がるところが駆け足になるので尺取りのバランスに難を感じた。この作品も子供の頃何度も見ていたが、懐かし
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幽幻道士(キョンシーズ)(1985年製作の映画)

3.6

2024-89

80年代にキョンシーブームを巻き起こしたレジェンド作品。当時テンテンや、ベビーキョンシーを知らない小学生はいないくらい流行っていた。ホラーとコメディーのバランスが丁度良く、自分の通っ
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