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ピエロの赤い鼻のmhのレビュー・感想・評価

ピエロの赤い鼻(2003年製作の映画)
5.0
ハートウォーミングなレジスタンスもの。
思春期の子どもが父親を見下してると、君の父親のことについて話したあげようという形でナチスドイツ占領下のころに話が飛ぶ。
レジスタンス活動ばかりではなく、フランスのおっさんたちの恋愛とか、食糧事情とか、対独協力者にも触れてる。
注意深く見てると、先走って絶対殺すマンと化しているSSと、それを諫めるドイツ国防軍という構図になっていることにも気がつく。
それより何より、同じ女性を好きになった、おっさんふたりがかわいくていいよね。身を引いたほうのおっさんの人格が素晴らしすぎた。
2人乗り自転車もいい小道具だった。
心が洗われるような戦争ものでした。
面白かった!
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