ただ提供するためだけに生きている特別な若者たち。その残酷な現実を受け入れつつ生きる若者たち。
3人の繊細な演技が素晴らしくグッとくる。キャリー・マリガンの泣き演技は本当にうまいと思う。
この映画のいいところは、普通の人間をまるっきり描かないこと。助かる側の人間の描写がない。それがいい方向に作用している。
提供した若者たち、それによって救われた人々、違いはあるのか、いい幕の閉じ方だと思う。
キーラの若い頃を演じてる子ミス・ペレグリンに出てた子だったのとブレイク前のドーナルとアンドレア・ライズボローも発見。
あと脚本がアレックス・ガーランドだったのが今回の再鑑賞の大発見。