原作未読。日本版ドラマも未鑑賞。
全体的に切ない映画。
自分の運命や生きること、死ぬことを考えさせられる。
幼少期の3人がかわいい。幼いキャシーが恋心を抱き、それがどんどん大きくなっていく様は見ていて微笑ましかった。
思春期に差し掛かった3人は見ていて辛かった…
異性に対する欲求や、自分だけを見ていて欲しいという独占、執着、嫉妬…
幼い頃のかわいい恋心ではなく、醜い感情が芽生えてくること、好きな人が近くに居るのにものすごく遠いと感じること…
キャシー目線で見ていたのでとても共感したし、しんどかった。
でもルースの気持ちも分からなくもないし…
1番分からなかったのはトミー。好かれていたらどちらでもよかったのか…?別に悪い人ではないけど良い印象ではない。
不安定に速くなったり音が大きくなったり小さくなったりする音楽は、キャラクターの心の動きに合っていたし、耳馴染みのない不安を煽るような音は、映画の世界観に合っていて良かった。