sato

ローマの休日のsatoのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.2
公務から離れて自由を満喫するアン王女が天真爛漫で可愛かった。行く機会があったらローマで聖地巡礼してみたいし、ジェラートなしでもスペイン広場は行きたい。
お互い正体を隠していて一方は打算的な目的のために近づこうとするけど、一緒にローマで暴れまくって、次第に立場の垣根を越えて惹かれ合う所がロマンチックだった。スクーターの二人乗りや真実の口のやり取りは見てて微笑ましくなるし、誰が見ても朗らかな気持ちになりそうだったのが最高だった。
サンタンジェロ城の一悶着みたいなハラハラするところもあって、総括して気持ちが晴れやかになる映画だった。最後はお互いの将来と想いを尊重したふたりの選択も、ある意味最善の結果だと思う。
sato

sato