古典映画ですが、今観ても普通に……いや、超面白い。
『今の生活にウンザリしている』という説明をセリフではなく、ドレス下の足の動きで表現してるのは見事としか言いようがない。
テンポもよく、飽きさせない。
Dパート、というような区切りは当時なかったかもしれないが、30分単位でキレイにエピソードが動いているのが良い。
記憶に残るようなシーンが多く、ここでは全て書ききれないが、ラスト辺りはやっぱり最高。
写真を提出するのをやめたと言う時に、あえて惚れたという言葉を使わず、しかもそれでちゃんと分かってくれる感じとか、粋だ。
うおおおお!!!となる。
ラストもこれで本当に終わっちゃうのかよおおおおお…………!!!!!って感じ。
でも、だからこそ心に残る。
切ないけど、個人的に恋愛もので一番好きなラストはこういうやつ。
やっぱ良い映画を観たあとって、余韻がいいんだよなぁ。
幸せな気分になる。