のどか

ローマの休日ののどかのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
5.0
映画を好きになったきっかけの作品。生きがいを与えてくれてありがとう。生涯ベスト3は挙げるときに迷うけど、生涯ベスト1は変わらないと確信しています。目に見えない愛とか信頼とかを、素晴らしい演技と演出により可視化している、映画だからこその感動。みんなで笑って、切なくなれるこの感覚が映画を観る醍醐味なのだと思います。

中学生のときに初めて見たとき、まさに落ちる感覚でした。恋に落ちるってこの感覚なんだなと。以来、オードリー・ヘップバーンはずっと私の憧れです。留学時に写真集を買い、部屋には10冊ほどのオードリーの関連本、部屋にはポスターとカレンダー。しまいには、大学の卒業論文はオードリーについてです。

実はこの作品に出会ったきっかけは、金城一紀『映画篇』でした。映画を好きになる前に、読書がいちばんの趣味でその橋渡しになったのがこの本です。本と映画の素敵な関係。
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