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ローマの休日のRKのネタバレレビュー・内容・結末

ローマの休日(1953年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます


あまりに有名で王道すぎたのと、映像が古すぎて敬遠してきましたが、今まで観なかったことを後悔するほど素敵な作品でした。

ありがちな陳腐なラブストーリーが苦手でしたが、
これはそういった類では全くなく、上品で美しいロマンス映画です。

初めてパジャマを着るシーン、ジェラートを食べて、髪を切るシーン、ベスパで暴走するシーン、真実の口のシーン、、、
どれもオードリーとローマの街が美しくてたまらないシーンばかりでしたが、


特にエンディングの記者会見のシーンが最高に美しかった。
切ないけど、美しい。

王女として立派に勤めていく覚悟を決めたアンの凛とした表情と、その覚悟にエールを送るかのような目で見つめるジョー。

見つめ合う2人の目は名残惜しく、でも力強く、24時間の2人を永遠に忘れない思い出にする決意を語っていました。

本当に美しく、自然と涙が溢れました。


何度も観たい作品。
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