TJ

フィールド・オブ・ドリームスのTJのレビュー・感想・評価

4.0
父親が少年野球の監督で、幼い頃から素振りにノックにしごかれていた。ポジションは捕手。痛くて地味で他の子がやりたがらないからというのが理由。そんな自分にとって主人公レイと父の関係にシンパシーを禁じ得ない、いつまでも思い出深い一本。

ー時代や街並みは変わってもベースボールは何も変わらないー
その言葉通り、彼らにとっては生活であり仕事であり夢であり続ける。ファンタジーなんだけど着地点はきちんと現実に。古い作品だけどこの先も色褪せない。

今まで取捨してきたものや諦めたことの中に、やらなかった後悔が芽生え、底のあたりにじっと根付いている。そんな時ふと誰かの声が聞こえてきたら、シンプルにそれに従うと何かが起こるかも。

フィールド・オブ・ドリームス、行ってみたいなー
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