鍋山和弥

ゴジラ2000 ミレニアムの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ2000 ミレニアム(1999年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

いよいよ、ミレニアムシリーズ。特撮技術は、当然、上がってるが、迫力のあるゴジラの、撮り方をしようとするあまり、何かは、分からないが、大事な所が、抜けている気がする。とにかく、ゴジラのアップが、多い。アップばかりだと、迫力が、逆にない。今までにはない、ゴジラの映像を、撮ることに、意識が、行き過ぎてた、気がする。ネーミングが、カッコいいから、『ミレニアム』という単語を、使ってみたって、感じに見える。最後のゴジラのバトルシーン。ゴジラが、強過ぎて、緊迫がない。バトルシーンは、もっと工夫が、欲しかった。オルガが、出た時、オルガが、熱線を、吐けるように、なるなり、ゴジラには、できないことを、オルガが、最初から、できてたなり、何かできたはず。バトルシーンに関しては、『昭和ゴジラシリーズ』に、学ぶべきだ。もっと、できたはず。ゴジラシリーズ名物の、人間ドラマも、微妙。人間同士の、意見の、ぶつかり合いなり、新しい発見(オルガナイザーG1)を、悪用するものが、出てくるなり、何かできたはず。謎なのは、最後、なぜゴジラは、オルガを、倒した後、片桐のところに、近付いて行き、片桐だけ、葬ったのか、謎。いくらなんでも、謎過ぎます。片桐の過去も、謎ですね。なぜゴジラを倒したがってたのか?これも謎。どの登場人物も、過去のことが、謎。篠田の、ゴジラ解説も、謎?なぜ、ゴジラが、何を考えてたか、分析できてたか謎。ゴジラの姿が、カッコいいだけで、ゴジラのカリスマ性に、頼った作品に、見えました。
鍋山和弥

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