Tache88

私が棄てた女のTache88のレビュー・感想・評価

私が棄てた女(1969年製作の映画)
3.3
 これは傑作としてうたわれ、浅丘ルリ子の女優としての評価を爆あげした作品だと覚えている。今まで観てこなかったのは単に縁がなかっただけであるが、今観て、ある意味正解。とにかく古い。作品の舞台が古い時代というだけでなく、作者の視点がうんざりする程古い。1969年には通用したものが、50余年後訴えるものがなくなっていたという感じ。今の新聞業界と同じ。この映画に登場する60年代安保世代はいまだ生きているが、小生は彼らと関係ないと思えてきた。
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