muguet

北のカナリアたちのmuguetのレビュー・感想・評価

北のカナリアたち(2012年製作の映画)
-

北海道の分校
世界最後の日に林檎の木を植える
すれ違っていたけどそばにいる
歌を忘れたカナリア
最後の宿題
船でのお見送り
カリンカ


森山未來出演作映画第9弾
子どもの頃は先生って完璧な存在だと思ってたけれど、1人の人間に変わりない。この事実に気づいた時は映画の登場人物と同様に幼いながら衝撃を受けたことを思い出した。森山未來の演じた役が過去も現在も真っ直ぐで優しい。彼を中心に離れ離れだった生徒がまた集結して昔を思い返す場面には心があったかくなった。

この映画にも出てきた「世界最後の日に林檎の木を植える」ってルターの言葉をバチェロレッテ1に出ていた杉田陽平さんも引用していたけれど、改めて良いなと思う。どんな絶望の中にあっても希望を捨てないこと。今できることを、今日を生きるために。

映画のロケーションが美しくて映像に釘付けだった。舞台である北海道稚内、利尻島、礼文島いつか行ってみたい。
muguet

muguet