しらすごはん

北のカナリアたちのしらすごはんのレビュー・感想・評価

北のカナリアたち(2012年製作の映画)
3.6

ヒューマンミステリーの佳品です。

湊かなえの『往復書簡』を脚色した映画。

吉永小百合主演。

北海道の礼文島の景色が叙情誘います。

礼文島は、稚内の西にある離島です。

仕事と観光で何回かうかがいました。

島のうにがまた一味違う。

絶品でした!


主人公の川島はる(吉永小百合)は、かつて礼文島の小学校の教師を勤めていた。

はるは、6人の児童のそれぞれ歌の才能を見出し、合唱を指導する。


礼文島を離れた後、図書館の職を得ていたが、最近定年退職したばかり。

そんな折、教え子の1人が殺人を犯したという報を聞く。

とるものとりあえず、礼文島を訪ね、6人に会って事情を聞こうとする…


主人公が教え子たちに会う過程で、

はるはなぜ島を出たのか、

この20年に何があったのか?

子どもたちがどんな人生を歩んだのか、次第に明らかになっていきます。

そして、はるが島にいた当時の児童転落事件、はるの夫の事故死の謎も大人になった子ども達は感知します。

ラスト、雪降るなか校舎での再会場面に心動かされました。

成人した教え子たち、キャストが豪華でしたね。

6人の生徒を、満島ひかり、勝地涼、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平、森山未來が演じています。


 
しらすごはん

しらすごはん