フローリア

クロッシングのフローリアのレビュー・感想・評価

クロッシング(2009年製作の映画)
2.0
イーサン・ホークって切羽詰まった演技が上手ですよね。
全身から焦りや苛立ちが滲み出ていて、観ていてこっちまで居心地が悪くなります。
リチャード・ギアはこういうしみったれた役が似合わないと思いました。
俳優としては幅があった方がいいし、色んな役をやりたいんでしょうけど上流の役の方が似合ってます。
リチャード・ギアが黒人の若い娼婦に入れあげて面倒臭そうに振られる姿は見たくなかったな笑。なんで全体的に黒人ばかりなんだろうと思ったら監督と脚本家が黒人なんですね。
黒人の中に白人がポツポツ混ざってる印象でなんか違和感があります。
画面も雰囲気も暗く、観るのやめようかなと途中で思いますが最後まで観るとそこまでつまらなくはないです。
結束バンドで首絞められてもがき苦しんで死ぬのは嫌だな。人間も死にかけるとゴキブリみたいな動きするんだなと思った。演技だけど。
フローリア

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