フローリアさんの映画レビュー・感想・評価

フローリア

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禁じられた抱擁(1963年製作の映画)

5.0

10年くらい前にGYAOで観てまた観たかったけどどこの配信にも無くてUNEXTで久しぶりに観れた。
うつ病っぽい主人公の男に自分を重ねてしまう。
奔放な娘に出会ったものの別に本気にもなれないので適当に
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パリ、憎しみという名の罠(2017年製作の映画)

1.0

主人公に同情出来ない。つらい境遇っぽく描いてるけどそうでもない。プライドだけ高い。はじめブノワ・マジメルだと気づかなかったくらいおっさんになってる。若い頃から20kgくらい太ってそう。

やさしい女(1969年製作の映画)

4.5

女は生まれた時から続く貧しさで心が死んでしまったと思う。
結婚で男が救ってくれるかと希望を見出した事もあったがそんなことは無かった。
むしろ何も持ってない女から男は更に奪おうとする。体や心の自由を。
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「粘土のお面」より かあちゃん(1961年製作の映画)

4.5

貧しい暮らしで子供たちが可哀想になるが、なんだかんだで家族の仲が良いので希望が見出せそう。
父の変なプライドで生活が困窮してるけど悪い人じゃないし。
かあちゃんは大変だけど。
娘と担任の先生のシーンが
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17歳(2013年製作の映画)

2.0

お金に困ってない綺麗な17歳の女の子が自ら娼婦になるなんて不自然に思う。興味や性衝動があったとしても現実では辛いし怖いだろうに続かないはず。自傷行為だとしてもリスクが多すぎて。
同じくらい綺麗でもゲイ
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女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

4.5

オムニバス作品で、市川崑が監督した第二話が最高に好き。
他の話も好きだけど第二話だけ何度も観てる。
山本富士子が美しいこと。幽霊みたいな登場の仕方をするけどノイローゼの人気作家が海で突っ伏してる状況も
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Dr.Tと女たち(2000年製作の映画)

3.0

初めて観た時は変な映画だな…と思ったけど、何かクセになって期間を置いて5回くらい観てしまった。
台風が来てわーって飛ばされる時は雑な感じなのに出産シーンの女性器や新生児の人形はやけにリアルで本物みたい
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最後の初恋(2008年製作の映画)

1.0

2人が恋仲になるきっかけがいまいち分からず置いてけぼり感。
嵐が来たからっていいおじさんおばさんがそこまで盛り上がるだろうか。
この映画も「運命の女」と同じくときめき欠乏症のおばさん向けに制作してる?
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

2.0

主要な出演者はみんな一生懸命演じていたし、犬はかわいいし、ハートウォームなシーンもあったけど面白い映画かと言うと微妙だった。
映像に赤みが強い気がするのも気になった。皮膚がピンクっぽく見える。熱苦しく
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冷たい晩餐(2017年製作の映画)

1.5

開始数分で主人公が無理な感じのキャラだったけど精神的な病気とわかりしょうがないか、と見続けたけど…。
リチャード・ギアの決断がまともでは?女たちが自分の事しか考えてなくてイライラする。主人公の嫁は精神
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

-

かなり、つまらなかった…。
トム・フォードってこんな感じなんだ。

死への逃避行(1983年製作の映画)

3.0

イザベル・アジャーニが見たくて鑑賞。
金持ちを次々に殺す。盲人の男サミー・フレーのことは本当に愛していた様子。彼が死んでからヒロインの運も落ち目になっていく。
寂れた田舎町でウェイトレスとして働いてい
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

1.5

主人公が落ち込むのはわかるけどなんかあんまり同情出来ないし(過去も現在もキャラクターに魅力を感じず)、
甥もあんまりかわい気がないし(特にハンサムでもないのにモテモテ設定が謎)、
兄が死んで地元に戻っ
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

4.8

ピアース・ブロスナンの出てる映画が観たくて観たけどすごく面白かった。
画面はずっと薄暗いし陰鬱な感じなんだけど物語に引き込まれていく。
ちょっとドキッとさせたり不穏な空気になっていく工程が見事。
ロマ
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ステイ(2005年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

撮り方が変わっていて、映像がグニャグニャしてたから現実の世界じゃないのかな?とは思ったけど、死ぬ直前に違う世界線で生きてた自分を体験したって意味でいいのかな。
最後の事故のシーンがリアルな世界で、それ
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アメリカン・バーニング(2016年製作の映画)

1.8

なんでこの話を映画化しようと思ったんだろう?
本の時点で辛気臭い物になるとわかっていてこれを…?
父親がここまで娘の事を思うのが何だかあまりピンと来なかった。
母親が美人過ぎて娘が病んだとの事だけどそ
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悪の愉しさ(1954年製作の映画)

3.5

こういう主人公が心の内を語りながら物語が進んでいくタイプの映画好きですね。昔からあったんですね。ずるくて嫌なやつであるほど面白い。
性格悪いやつってこういう場面でこういう顔しながらこういうこと考えてる
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落葉とくちづけ(1969年製作の映画)

2.5

一歩違ったらホラー映画に出来そうな展開
歌のシーンカットしたら40分くらいで観終わりそう
秋の紅葉が綺麗でその中を歩く藤岡弘と尾崎奈々が良いですね
劇中のイラストがかわいい
やなせたかしさんぽいけどク
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クロッシング(2009年製作の映画)

2.0

イーサン・ホークって切羽詰まった演技が上手ですよね。
全身から焦りや苛立ちが滲み出ていて、観ていてこっちまで居心地が悪くなります。
リチャード・ギアはこういうしみったれた役が似合わないと思いました。
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

-

良くなかった。
感傷に浸ってる人間を描いてるけど何故かナルシストをずっと見せられてる気分になった。
死んだ人を介して交流が始まることなんて実際あるのかな。
近況や思い出をメールするくらいならわかるけど
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.5

説明がなくても俳優の表情や雰囲気で家族がどんな関係性なのかがパッと伝わって来るのが見事だと思った。
ジミーの長女は前妻の子で今の妻は後妻なんだな、とか。長女にとってあんまり居心地が良くない家なんだろう
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運命の女(2002年製作の映画)

-

妻が若い男と不倫してはしゃいでるシーンが無駄に長い。
ときめき欠乏してる主婦はこういうのが羨ましいんでしょ?ホレホレと制作側の言いたいことは伝わるけどしつこい。
妻は調子に乗りすぎで嫌悪感しかないけど
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乾いた花(1964年製作の映画)

4.0

オープニングがカッコイイ
モノクロの賭博の様子と武満徹の音楽
生きてることに退屈してる池部良と加賀まりこが共鳴し不思議な友情が生まれる
夜にカーチェイスして遊ぶシーンが好き
明らかに危険で不気味な男ヨ
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

-

精神を病んだ女が精神分析医とすぐ付き合うのがまず乗って行けない。
色々あり得ない設定と思ったらかなり女主人公の妄想が入ってる様子。
ジャクリーンビセットは相変わらず美人だけど、25歳の娘がいる設定とし
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

2.0

双子のバランスが崩壊するきっかけになった女優役の人があんまり美人じゃないおばさんに見えたのが最後までモヤモヤ気になって物語にスムーズに入って行けなかった。
ジェレミーアイアンズは双子を見事に演じていた
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凶気の桜(2002年製作の映画)

3.8

右翼の話かぁ…と見てなかったけど想像したよりも面白かった。
終盤に山口が「許せねえ(ゴゴゴ」という顔で歩いているシーンが最も印象的。
最後の別れになる高橋マリ子にしたヘンな表情は山口なりの笑顔だったん
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キスより簡単(1989年製作の映画)

2.0

初めて女優の早瀬優香子を見た。
奔放にセックスする女子大生で岡崎京子とかあの辺りの漫画チックだった。
親がいないのに家が豪邸だったり現実感はない。
80年代終わりの原宿が見られる。
石橋蓮司に抱かれな
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死んでもいい(1992年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

松本人志が昔この映画の話をしていて、「風呂場で地震が来るところに意味がなくて好き」と言っていた。ずっと気になっていたので観た。
永瀬正敏が大竹しのぶに一目惚れしてレイプされるのに1回関係持ったら大竹し
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テナント/恐怖を借りた男(1976年製作の映画)

4.0

反撥の精神状態とローズマリーの赤ちゃんの不穏な空気をMIXさせてポランスキー主演で撮り直した様な映画。
主人公がポランスキーそのものに思えてくる。
21歳くらいのイザベルアジャーニがめちゃくちゃきれい
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十九歳の地図(1979年製作の映画)

1.0

主人公が復讐リストをノートに書いている時、文字の書き順を間違えているのが気になった。
小学生の時にちゃんと勉強してなかったのが大人になってバレると恥ずかしい。
他人をバカだの貧乏人だの偽善者だの見下し
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裸のキッス(1964年製作の映画)

3.5

気味のわるい映画。
刑事が本当にムカつく。
娼婦に見えない上品系の娼婦って人気ありそう。
シンプルだけど洗練されてて素敵な身なりをしてる。
娼婦の生活が女をいかにボロボロにするかを新米看護師に諭すシー
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(1963年製作の映画)

3.5

鳥が襲って来る話と聞いてつまんなそう!と思い観てなかったけど意外に面白かった。
サンフランシスコで偶然出会った男に恋の予感を感じている前半のツンツンしたティッピ・ヘドレンがかわいい。
彼と元彼女が破局
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華麗なる闘い(1969年製作の映画)

-

ヒロインの成長物語にしても展開に現実感が無さすぎた。
田村正和の衣装のように。
ファッションショーの後はさっぱりしててよかった。
田村正和の衣装もショーの時に着ていたのが1番素敵に思う。

満月の夜(1984年製作の映画)

3.0

よくわからない女性。
あまったるーい声と眠そうな目に超華奢体型が個性的で良い。
彼女をずっと見ちゃう。
郊外の家もパリの家もインテリアがすてき。
冒頭のパーティーの時点で長くは続かなそうなカップルに思
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