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プレシディオの男たちのodyssのレビュー・感想・評価

プレシディオの男たち(1988年製作の映画)
2.5
【メグ・ライアンが若い】

BS録画にて。

1988年の映画。
サンフランシスコを舞台に、軍がらみの事件が起こり、かつては軍人だったけれど愛想を尽かして警察官に転じた男(マーク・ハーモン)と、MP中佐(ショーン・コネリー)、及び中佐の若い娘(メグ・ライアン)が中心になって話が進みます。

軍人かつ頑固な父であるコネリーと、その束縛を嫌う娘メグ・ライアンの関係はありきたりではありますが、いずれも役にぴったり合っていますね。
コネリーはこの頃五十代後半。軍服がよく似合っています。
マーク・ハーモンも、ちょっとトムクルに似たハンサム。

メグ・ライアンがこのとき20代の半ば過ぎですが、若いなあと思いました。彼女、この後になってからブレイクするのですが、ブレイクしてからは三十代になってしまっていて、率直に言ってちょっと薹が立った感じがありました。この映画の頃が若さの盛りだったんじゃないかな。

というわけでこの三人の魅力は十分。
しかし事件そのものはイマイチ。
コネリーとライアンが最初は管轄(軍と市警)のことで争っているのに、いつの間にか立ち消えになってしまう。
ライアンの警官としての調査も甘さを露呈しているし。

なので点数はこのくらい。
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