完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。
とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。
さて、今回鑑賞した作品は……
『恋はワインの香り』 LDで鑑賞。
1990年 アメリカ、フランス ラブコメ 先客2名様
父親を残し、ロサンゼルスからパリへ旅行にやってきた母と年頃の娘。母親は現地で知り合った産婦人科のハゲオヤジと不倫。そして、あろうことかそのハゲオヤジは娘とも関係を持ってしまったからさあ大変。果たして、このとんでもない旅行の行く末は。
母も娘も、お互いに同じ男がお相手だとは気づかないまま、上手い具合に鉢合わせしない、コントのような展開を笑うべき作品。
百歩譲って母親はまあわかるとしても、18歳の娘がハゲオヤジに惹かれる心情が理解できん。単にオヤジ好きということなのかもしれないが。というか、未成年とそういう関係になるって、もはや犯罪なのでは……。
とにかく、母も娘も医者もどうしようもない。置いてけぼりにされた父親が一番まとも。家族思いだし。それだけに可哀想で仕方がない。
とりあえず、ララ・フリン・ボイルがチャーミング。
最後に、本作の紹介文を引用しておきます。
「恋愛が国技のフランス」で、アメリカの母娘が思う存分、男をしゃぶりつくしてしまおうという、モーレツで愉快なセクシー・コメディ。
……何と言うか、すごいな。