このレビューはネタバレを含みます
夜に石畳のベンチで、話すシーンがとてもすき。
セリーヌが
「人は愛し、愛されることが大切じゃない?」
に対し、イーサンは
「良き夫、良き父になりたい。でもたまに思うんだ。それよりも、なにかを成し遂げて死ぬことのほうが大切なんじゃないかって」
に対し、セリーヌは、
「もしも神がいるならば、人と人との間に神がいる。もしも魔法があるならばそれは理解し合うことだと思う。理解できなくてもいい。人を思いやる心が大切」
ここのやり取り、とにかく染みる。
わたしもそう思うし、日々そう思って考えて生きてる。
とても難しいけれど、それを信じている。
終盤にセリーヌが
「わたしは相手を知れば知るほど好きになるの。それが本当の愛だから」
この映画はこのセリフの凝縮と言えるかもしれない。
男女の違いが人種も国籍も問わず、共通に人を悩ませることだと知って、なんだかうれしい。
あとね、
とにかくイーサン・ホークがかわいい。