かりんちゃんのウマ

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離のかりんちゃんのウマのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

夜に石畳のベンチで、話すシーンがとてもすき。


セリーヌが

「人は愛し、愛されることが大切じゃない?」

に対し、イーサンは

「良き夫、良き父になりたい。でもたまに思うんだ。それよりも、なにかを成し遂げて死ぬことのほうが大切なんじゃないかって」

に対し、セリーヌは、

「もしも神がいるならば、人と人との間に神がいる。もしも魔法があるならばそれは理解し合うことだと思う。理解できなくてもいい。人を思いやる心が大切」


ここのやり取り、とにかく染みる。
わたしもそう思うし、日々そう思って考えて生きてる。
とても難しいけれど、それを信じている。


終盤にセリーヌが

「わたしは相手を知れば知るほど好きになるの。それが本当の愛だから」

この映画はこのセリフの凝縮と言えるかもしれない。

男女の違いが人種も国籍も問わず、共通に人を悩ませることだと知って、なんだかうれしい。



あとね、
とにかくイーサン・ホークがかわいい。