ポケ文太郎

生きてる死骸のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

生きてる死骸(1941年製作の映画)
3.8
1941年 アメリカ🇺🇸

邦題がホラーっぽいですが…
アイダ・ルピノ主演の犯罪サスペンスです

19世紀末、イギリスの田舎に住む未亡人の屋敷に住み込みで働いていた女性が、ロンドンから妹2人を連れて来た
家主には2、3日の滞在と告げてはいたが…

本作撮影時、アイダ・ルピノは23歳ですが、役の年齢は40歳‼︎
ちょっと精神に問題があってロンドンのアパートを追い出された、どう見ても30代後半の女性達の姉役を貫禄満々で演じてます

妹達は自分の監視下に置いておかないと精神病院へ送られてしまう
でも家主は早く追い出したい!
確かに2人の言動は奇妙すぎ
赤の他人の家主にしてみればいい迷惑かも

主人公がロンドンへ行っている間に彼女の甥が屋敷を訪れています
目的は金の無心
口八丁手八丁で家主からお金をせしめ、ちゃっかり貴重品の隠し場所も教えてもらいます

後半再びこの甥が屋敷に現れるのですが、そこから一気にサンペンス色が強くなります

ラストの妹達のセリフか切ない🥲

責任感の矛先をちょっと間違えちゃった女性と無責任な人達の話です
ポケ文太郎

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