2008年日本公開。 ケン・ローチ監督作品。
労働者事情と移民問題をテーマに描く社会派作品。 33歳のシングルマザーである主人公が勤めていた職業紹介所を解雇され、起死回生を狙って自分で紹介状を始めるが・・・なお話。
毎回ブラック・サバスのギターリフ並の重さの社会派作品を繰り出してくるケン・ローチ監督だが、この作品もかなりヘヴィーです。
テンポの良さと、主役を演じるキルストン・ウェアリングのやぶれかぶれな生き様の魅力と、セクシーさがとてもいい。
移民問題の根深さと絶望感が胃腸にこたえました。 社会問題の勉強にもなる作品です。