ルネ

この自由な世界でのルネのレビュー・感想・評価

この自由な世界で(2007年製作の映画)
5.0
2008年日本公開。 ケン・ローチ監督作品。

労働者事情と移民問題をテーマに描く社会派作品。 33歳のシングルマザーである主人公が勤めていた職業紹介所を解雇され、起死回生を狙って自分で紹介状を始めるが・・・なお話。

毎回ブラック・サバスのギターリフ並の重さの社会派作品を繰り出してくるケン・ローチ監督だが、この作品もかなりヘヴィーです。

テンポの良さと、主役を演じるキルストン・ウェアリングのやぶれかぶれな生き様の魅力と、セクシーさがとてもいい。

移民問題の根深さと絶望感が胃腸にこたえました。 社会問題の勉強にもなる作品です。
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