シングルマザーで職業紹介所やってる女性(非移民)という存在を通して社会を描くの上手いなと
個人の話としても搾取に憤ってたのが搾取する側に回ってるのとか、個人のドラマと社会構造の話を作品内で自然にミッ…
ケン・ローチは資本主義がいかに社会を変容、もとい、侵食してきたかを描いている。いまさらだが最も重要な映画作家の一人だろう。
いじめられてる子供を放置してセックスしてる親は嫌だ。アイドルが隠れて交際…
日芸映画祭2025、ユーロスペースで鑑賞。上司からのセクハラに抗議したことで解雇された職業紹介所の職員の女性が、フラットメイトと職業紹介所を開き、非合法と知りつつ不法移民に仕事を斡旋してしまう話。搾…
>>続きを読む日藝映画祭。
思ってたより重い話だった。
問題が解決しても、また別のところで。
自由な世界で、自分の幸せを掴もうとしただけだよね。
椅子取りゲームと倫理観。
繰り返されるものごと。みんな幸せでありた…
搾取構造の再生産。
資本主義的な搾取構造の中にある私たちは、皆遠からず他人事ではない。
その社会の中で“女性である”というマイノリティ性と、“イギリスの白人である”という特権のインターセクション。…
主人公に全く感情移入できなかったし、最後の脅しの部分もある意味自業自得だろと思ったけど、逆にこの雰囲気はリアルに感じた。
普通にジェイミー巻き込まれてて可哀想だし、最初から両親に助けを求めていたらこ…
息子の面談のシーンで、”カッとなったら?”という問いに息子は沈黙。というシーンの直後に主人公であり母のアンジーは、カッとなり明らかタブーな行動をする。この息子に対しての子供でもできること。が、出来な…
>>続きを読むケン・ローチにしては少し珍しかったかなとも思う。
今回は搾取はされている主人公が搾取から逃れるために、また搾取へと回る話である。
石を投げられるシーンやピザのシーンなどにおいてらカメラは過去の事…
ケン・ローチ=ポール・ラヴァーティの作品。この二人は、どのように脚本を練り上げてゆくのだろう。題材の発案はどちらからなのか。「カルラの歌」から始まったコンビ。シンプルで、深い内容。社会の底辺、労働、…
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