Nobu

グーグーだって猫であるのNobuのレビュー・感想・評価

グーグーだって猫である(2008年製作の映画)
3.8
正月帰省の最終日の夜、なんとなく寝るのが勿体無くて付けたテレビでやっていた。
僕は好きです、この映画。中身はあまりないかもしれないけど、ハリウッドみたいに非現実で次々とエピソードが現れる映画より、好き。
事実は小説よりも奇なり、とか言うけれど、この映画で淡々と描かれる普通の人たちの、普通な物語。ちょっと空想は入るけれど、それでも淡々と描かれる現実という印象は残った。
上野樹里のこういう役柄、ぴったりだと思う。亀は意外と......って映画でも彼女の脱力感が柔らかい空気を醸していた気がする。美人じゃない、いや勿論美人なんだけど、息を飲むような美人ではない彼女。彼女の魅力は造形美じゃなくて、人間味なんだなとこの映画で感じました。
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