福福吉吉

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2の福福吉吉のレビュー・感想・評価

4.0
前作の旅客機事故から1年後、友人らとドライブ中のキンバリーは、これから乗るハイウェイで凄惨な連鎖事故が起きるという予知夢を見て、とっさに自分の車で道路を塞ぐ。そして予知夢は現実となり、多くの死者が出る中、キンバリーら数名が生き残った。しかし、生き残った彼らにも「死」の運命が襲いかかってくる。

再鑑賞です。
ストーリーはテンポよく進み、前作同様、キンバリーの予知夢のおかげで生き残ったメンバーがどんどん死んでいきます。また、緊迫感のある展開は観ていて楽しかった。

ハイウェイの事故後、キンバリーが精神病院に自主入院していたクレアに会いに行くのですが、アレックスを失って絶望していたクレアに臆病者呼ばわりしたり、中指立てたりするキンバリーが凄い嫌な人間に見えて仕方が無かった。キンバリーにはここで感情移入できなくなりました。

本作はいわゆるピタゴラスイッチ的な死に方の演出が前作より派手になっていて、観ていてハラハラする展開が見ごたえありました。また、死ぬかと思ったら死なずに安心したところでやっぱり死んでしまうフェイントも非常に面白かった。
宝くじに当たった男の死に方は、窓からスパゲッティ投げ捨てるというマナー違反な行動があったので自業自得じゃないかと思いました。

前作に引き続き、死の運命に詳しい葬儀屋の男が登場しますが、彼はいったい何者なんだろうか。本作でも疑問に思いました。

前作よりパワーアップしていて非常に面白かった。
福福吉吉

福福吉吉