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泥の河のakb26666のネタバレレビュー・内容・結末

泥の河(1981年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

白黒だからこそ描けた、戦後10年目の大阪。

生きるということと、死んでしまうということの境目は、とても大きいのに、とても隣り合わせにある。だからこそ、一生懸命生きる、とかじゃなくて、ただ淡々と生きる。カニのように。。
 きっちゃんのお母さんも本当は、あの場所に居続けたいだろうに、自分の子どものことだけではなく考えたのか、それとも子どもが嫌がったのか。仲良くなりすぎてしまったのかもしれない。
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