泥の河の作品情報・感想・評価・動画配信

『泥の河』に投稿された感想・評価

子供の一言一言がめちゃくちゃ深く突き刺さる。そして映像は言葉以上にものを語る。

昭和30年ってことは、信雄やきっちゃんが生きていれば八十くらいかな。
こんな時代もあったねと。
彼らに家族ができていたら、きっと私と同年代の孫がいるはずだから、どんな形でも生活は連綿と続いていて、そ…

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4.8
このレビューはネタバレを含みます
これほどの完成度が高い映画はなかなかないと思う。本作品は日本映画の最高傑作の一つだと思う。
4.5

こども映画特集にて鑑賞。昭和31年の大阪を舞台に、こどもの視点から陸の住人と河の住人との価値観が断絶していく様が描かれる。何度も登場する河に架かる「橋」は、異世界への境界線なのか…

舟で去って行く…

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父ちゃんかっけ〜なぁ。日本的情緒を感じるしこの時代の関西弁は聴き心地がいいな。

泥の河が象徴する、「あちら」と「こちら」に横たわる絶対的な淵が、ふたりを引き裂く。安易なヒューマニズムの提示でそれを乗り越え可能なものとして映さず、その乗り越えられなさをこそ示す厳しさに、誠実さを見…

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小栗康平やばいな。

ドブ沿いに住む子供とドブの中に住む子供。ドブや板を挟んだ向こう側。ドブでとれたカニ。そしてドブから湧き出る泡。
軽率
4.2

見てよかったなぁ。無邪気に仲良くなる姿、子どもながらに感じる異質さ。ながらにというか、だからこそというか。「普通の子ども」であるのぶちゃんを通して輪郭がわかる大人たちの暮らし、生きることや死ぬこと。…

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mor
4.1
このレビューはネタバレを含みます
戦後11年経った大阪。
戦争から帰ってからどこかにわだかまりを持った男、訳あり家族、少年少女の物語 主人公は宮本輝自身がモデルのようです
ずっと臭そう。最早戦後ではないの新聞記事と生活のギャップ。銀子ちゃんのやけに"大人の女"っぽい姿は予後が悪くつらい。

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