子供のままで良かったのに、大人にさせられてしまう少年の経過を見せつけられる辛い作品だった。
この世には、
・子供
・大人にならざるを得なかった子供
・子供のまま大人になった者
・大人(他者の痛み…
是枝監督の邦画top3ということで視聴。
とにかく映像の配置が好き!!!
戦後という時代を脱しようとするけどまだ全然影響を受けまくってる生活。きっちゃん達は何も知らないけど、節々で戦後の残酷なエキ…
久しぶりに観ました。
良い映画はいつ観ても素晴らしい。画面はモノクロですが、作品の輝きは全く色褪せることなく、むしろ新たな光が加わり、輝きが増した気さえします。
最近、宮本輝の原作も読み返したばか…
これもすごい。
戦後の日本の大阪で暮らす決して裕福では無い家族を中心とした話。
子供目線だからこそ、戦後日本の社会情勢は子供の目には直接的には映らない。でも窓越しに見たぎんちゃん?のお母さんの場…
安藤庄平による撮影が神がかっている。今では絶対に撮れないロケーション、もう失われてしまったかつての日本の景色が丁寧に描かれていた。役者、特に加賀まりこの存在感。前半が少し退屈に感じたが、後半は涙。蟹…
>>続きを読む1 横浜ボートシアター「つなぐ〈艀〉第2回 昭和の名画『泥の河』を観る・語る」於:船劇場
横浜ボートシアターの海に浮かぶ劇場で、16㎜上映の「泥の河」(1981年、監督:小栗康平)を見るという幸福…
2025年136本目
痛みの源流へ
昭和31年の戦後復興期、大阪・安治川の河口を舞台に、河っぷちの食堂に住む少年と、その対岸に繋がれた廓舟(くるわぶね)の姉弟とのつかの間の交流と別れを描いた80年代…
木村プロダクション