「死ぬまでに観たい映画1001本」
実在したピアニストの半生をつづった映画。
オーストラリアのユダヤ人の貧しい家庭に生まれた主人公は、頑固な父親からピアノのレッスンを受け、類まれな才能を見せる。
しかし、変人の父は息子の才能を伸ばすための海外留学の話をつぶしてしまう。
時は移り、主人公は精神的な弱さから、精神病院に入ることにある。
その後も、極めて風変わりな様子は変わらないが、街の温かい人々に支えられて、小さな演奏会を開く等で幸せに暮らす。
実話に基づく話であることから、余計に観ていて悲しくなった。天は二物を与えないということか。