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シャインのmz5150のレビュー・感想・評価

シャイン(1996年製作の映画)
3.5
名作を再鑑賞、ピアニスト・デヴィッドヘルプゴットの半生を映画化、公開時日本にも来日TV出演見た彼が如何に病んでしまいシャイン(光明)を見出されるかが描かれた。

元から繊細であったがやはり父親の抑圧に耐えられない様子が前半描かれており、彼らが恐らくナチスから逃れオーストラリアに移民したポーランド系ユダヤ人でありながら父親がデヴィッドを抑圧監視下に置く歪さが彼を追い込んだのだろう。精神が悪化した留学時代からだが父へのプレッシャーがデヴィッドを最終的に追い込んだ。精神が犯されながらもピアノへ想いが唯一現世に繋ぎ止めている。

当時はまだギフテッドの言葉は無い中彼は自らの才能で今を生きている。日本の元祖ギフテッド裸の大将放浪記と共通する感覚を感じた。
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