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ダークナイト ライジングのNessのレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
4.0
クリストファーノーラン監督によるバットマン3部作の最終章。車→バイクとここまで来ましたが、ついに空を飛びます。バットマンがゴッサムシティに大きな救いと希望を与え、本当の意味での英雄になるまでのストーリー。

俳優陣は「インセプション」そのものといった感じです。ジョセフ・ゴードン=レヴィットやっぱり好きです。2時間40分と長めの尺ですが、演出はスピード感に溢れていてもっと短く感じさせられます。

監獄のシーンで「プリズンブレイク」の看守役が出てきたのに笑いました。これは確信犯でしょう。さらに中国マフィア役の人もこの作品では警察官役として出演しています。

離れていくアルフレッドと、そのアルフレッドが語る理想の未来、コーヒーを飲みにきた店でのブルースとのワンシーンが泣けます。そしてついにトゥーフェイスの真実が民衆に明かされる。中性子爆弾により破壊されてしまう街を救うためにするべき事とは。

バットマンはシンボルであり、ブルースウェインではない。これからのゴッサムシティを担うのは誰なのか?とても綺麗な3部作の終わり方です。
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