このレビューはネタバレを含みます
ダークナイトのレビューで「前作とは全く違う」と書いたけどそれをそっと訂正。
これはビギンズ、ダークナイト、ライジングの三作で一つの作品なんだ!
ラストにバットマンがゴードンに向けてヒーローとは何かを語る場面はビギンズからの壮大な伏線回収に泣いた。
牢獄脱出の際のコウモリや母の形見の真珠のネックレスなど、ビギンズからのキーを丁寧に埋め込んでくる脚本は見事。
また、ダークナイトでもフェリーのエピソードで見せていた「市井の人々が見せる勇気」を今回さらに強く感じた。
市井の人々とバットマンが互いに希望を渡し合っている。素晴らしい。
ライジングだけで良かった悪かったと評価するのは難しいと思う。そういう意味でシリーズ通しての評価として★5です。
あとなにげにバットマンは女運が悪いのだろうか… レイチェル殺されるし(しかも実はふられてるし)今作でも騙されてるし… 今度こそ幸せになってアルフレッドを安心させてやって欲しい。