良かった、ちゃんとバットマンが主役でした。
今回のヴィランは肉体派のプロレスラーで、腕っ節はジョーカーより遥かに強いのですが、怖さがありません。怖さというのは作品を俯瞰して観たときの怖さのことで、暴力に訴えるヴィランだと、勧善懲悪の構図がイメージ出来てしまい、どうせ正義が勝つんでしょ、ってある種の安心感を持って臨んでしまいます。次になにが起こるかわからないヒリヒリ感は、前作の方が遥かに優れてました。
バットマンのクールなバイク(バッドポッドというそう)が、方向転換する時のギミックはヒーローの乗り物の中でもトップクラスのカッコ良さ。ググったところ、公開当初なら購入できたようです。惜しいことしたな。
